2021/11/15 12:52
▷ルイ・ヴィトンのコンセプト
ルイ・ヴィトンのコンセプトしてあげられているのは「旅」です。
このコンセプトは、創始者のルイが旅行用トランク専門のアトリエを創業した1894年頃、移動手段が馬車から鉄道で移行する時代であり、よりトランクの需要が高まっていたことも関係しています。
ルイの息子であるジョルジュが「Le voyage」というトランクに関するエッセイを出版しているほど。
本を使ってルイ・ヴィトンのコンセプトを浸透させることができたことで、ブランド価値を高める結果となりました。
これは、創業した当時からトランクケースを起源として徹底して貫かれているものです。
現に、日本の第一号であった千代田区紀尾井町で2016年4月から6月に開催された「旅するルイ・ヴィトン」展には世界中のファンが訪れています。
旅とルイ・ヴィトンは切っても切れない関係であると言えるでしょう。
▷ルイ・ヴィトンの始まり
ルイ・ヴィトンとは、創始者である「ルイ・ヴィトン」が創始したファッションブランドです。
しかし実は、元々は旅行用トランクを専門で販売していました。
創始者であるルイは、ルイ・ヴィトンの創業するまでに20年間トランク製造と荷造りの職人として腕を磨いていたため、フランス王室から注文を受けるほどの一流の職人として名が知れた存在でした。
そのため、満を持した形で1894年の旅行用トランク専門アトリエをオープンしており、このアトリエがルイ・ヴィトンの前身となっています。
自身のアトリエを開いた後、当時の移動手段の変化に目をつけ、軽い防水加工を施した平らなトランクを発案したことで、さらに需要が高まります。
需要の高まりを受けて、何年もかけてアトリエをどんどん拡大していきました。
しかし、本当の意味でルイ・ヴィトンが評価されたのは、創始者であるルイが亡くなった後です。
そのきっかけとなったのは、ルイの息子のジョルジュが拡大していくルイ・ヴィトン社を運営していきながら、世界へ発信をしていったことです。
ヨーロッパを離れてアメリカへも渡航し、ニューヨーク、シカゴなどを旅行しながら、ルイ・ヴィトン製品を売って歩きました。
ルイ・ヴィトンの名前が売れていけばいくほど模造品が出回ったものの、模造品に対抗すべくデザインを工夫したことで、現在でもルイ・ヴィトンの象徴となっている「モノグラム」を生み出すことに成功しました。
そのような努力を続け、1970年代には日本、1980年代には香港と、アジア圏への進出も果たします。
日本にルイ・ヴィトンが上陸したのは、1978年です。
自国のフランスで成功したルイ・ヴィトンが初めての世界進出に乗り出した国が日本でした。
1978年のうちに東京・大阪に6店舗出店し、すぐさまファッション界で話題を集め、大流行となっています。
また、ルイ・ヴィトンは村上隆や草間彌生といった世界的な日本のアーティストとのコラボレーションも行なっています。
このようなコラボレーションが実現するのは、日本とのジャポニズムを通しての縁があったからとも言えるでしょう。
現在でも、ルイ・ヴィトンは日本で高く評価されています。
そしてこの発信力は現在でも衰えておらず、今でも新たなコレクションを発表し続けています。
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